インドアゴルフ立上げ支援

【新規事業におススメ】無人化インドアゴルフ事業

そもそも、「新規事業」を始めるべきかどうかというお悩みをもった企業様もいらっしゃいまいますが、ライフサイクル上、どの事業も導入期から始まり、成長・成熟・安定へと進みます。
既存事業がどこに位置するかは日々気にしながら経営はしなければ、気がつけば売上減少・利益減少の減収減益のサイクルに陥って、抜け出せなくなるようになってしまいます。

特に、減収増益が数年続いている企業様はぜひとも新規事業を早く考えるべきかと思います。利益が薄くなり、財務状況が悪くなると攻めることがしにくくなりますので、是非ご検討ください。

そして、また「新規事業」を企業の成長として積極的に進める必要があります。
それは、「多角化経営」「コングロマリット経営」というものです。特に地方に行けば行くほど「コングロマリット経営(多角化)」は大事になり、売上・利益を伸ばし、雇用を増やすためにも「新規事業」を取り入れることが重要となります。

その中で今回ご提案するのは「無人化インドアゴルフ事業」です。

「無人化インドアゴルフ事業」の事業収支は下記となります。

※数値はあくまでもモデルであり成果を約束するものではありません。

今回ご提案のモデルは、

・無人運営が可能
・投資回収2年(オープン初月に黒字化)
・地方都市でも成立する

という事業性は高いモデルとなります。

それでは下記にてインドアゴルフ練習場の市場や 事業のポイントについて解説を行います。

インドアゴルフ練習場おすすめのポイント

 始めに、2024年のインドアゴルフ市場の動向についてお伝えします。
国内におけるゴルファーの数は、2020年から2023年の間に550万人から700万人へと増加しており、それに合わせて、ゴルフ練習場の市場規模も2,500億円から3,000億円へと拡大しております。
一方で、運営費がかかるアウトドア練習場数は減少しており、練習場の供給不足が課題となっています。
 アウトドアの練習場と比較すると、初期投資とランニングコストが抑えられることから、インドアゴルフ練習場の施設は全国的に増加傾向で、弾道測定器の精度が向上したこともあり、アウトドア練習場にはない価値を提供できる場所としてニーズが高まってきております。
レッスンやスクールだけでなく、練習場として、24時間営業やセルフ利用が可能という点もおすすめのポイントです。

インドアゴルフ事業成功のポイント

  1. 打席数地域1番化
  2. マシン(弾道測定器)による差別化
  3. デジタル活用で省人化、長時間運営(24時間)
  4. 2台経費のインストラクター経費(人件費)の抑制スキーム
  5. 利用ユーザーが初心者ではなく中上級者

インドアゴルフ練習場の、新規事業立ち上げの手順は下記の流れになります。

  1. 物件選定
  2. 外部調査
  3. 事業計画
  4. 商品設計
  5. レイアウト設計
  6. 販促計画設計
  7. オペレーションの確認

ここでは主に1〜3についてご説明させていただきます。

1.物件選定

 まず初めに、インドアゴルフ練習場を始める物件の選定から始めます。
物件を選定する上でおさえるべきポイントは、

・広さ約60〜120坪(打席数地域1番化)
・天高約3m (スイング時に当たらない程度)

の2点です。
駅前である必要はなく、郊外の物件でも問題ないのがインドアゴルフ練習場の特徴です。
加えて、駐車場があり、24時間営業が出来る商圏・物件だと好ましいです。

2.外部調査

 外部調査はとても重要な工程で、主に

➀商圏分析
②近隣競合調査

の2点を調査いたします。

➀商圏分析では、出店を考える候補物件に対して、
・商圏内にどの程度の人口がいるのか(エリアによって店舗からの距離は異なる)という視点で分析をかけます。

一般的にゴルフの参加人口は、人口の 5〜6%と言われており、インドアゴルフ事業を営む場合、商圏内人口が70,000人程度存在すると、約3,500名が顧客対象になり得ると考えられます。この数値から、商圏内のシェアを何%獲得するかを決め、自店の目標獲得顧客数を算定します。

②近隣の競合調査は、
文字通り出店候補物件の近隣同業他社の調査で、同商圏内にどのような競合施設があるのかを調査します。

調査内容は
・各店舗の強み
・ターゲット
・価格帯
など数十項目のリストに沿って近隣の競合店舗を調査します。

・商圏内にどの程度の顧客対象者がいるか
・近隣に同業他社がどの程度あるか
・近隣の同業他社よりも強みを出せるか

これらをクリア出来れば、物件選定も固まります。

3.事業計画作成

1と2をクリアし出店場所が決まると、今後の事業計画書を作成する必要があります。

・初期投資
・開業初年度から初期投資が完全に回収しきるまでの期間の売上、収支計算
・採用戦略(採用手法・人件費算出)
・商品計画(マシン選定・レイアウト・プラン設計)
・集客計画(会員数・単価設定・集客施策)

と所謂開業時から向こう2〜8年程度の数値計画を立てます。

この事業計画書(数値計画シミュレーション)を作成しておくことで、開業から×ヶ月で××名の会員数を獲得し、年間の売上、投資回収はどの程度になるか、を予想することができ、その目標に向かって事業を進めていくことが可能になります。

目標数値が決まれば

・いつ
・どこのターゲットに
・どの媒体に広告を出すのか?
必要販促費や、地代家賃、人件費などの経費も含めて
・単月黒字化
・投資回収期間
をシミュレーションすることが出来ます。

船井総研のコンサルティング紹介

船井総研では、インドアゴルフ練習場新規事業立ち上げサポートを行っております。
上記で述べた立ち上げの設計サポートはもちろん、新規事業立ち上げ後の運営サポートも行っております。

インドアゴルフ練習場新規事業立ち上げをご検討されている方は、お気軽にご相談くださいませ。